『苦しかったときの話をしようか』森岡毅 著 レビュー

みなさんは、人生で「これから何していけばいいんだろう…」とか思ったことはありますか?

僕はあります。

生きていれば、面白いこともあれば大変なこともある。

そんなことは耳がちぎれるほど聞いたことがありますが、あるとき思うんです。Netflixとか見終わった後に。

これから何して生きて行こうかなあああ とか。

今回紹介する本は、そんな僕と同じような人におすすめの本になります。

正直に言います。

僕はビジネスで結果を出したいです。死ぬほど出したいです(本当に死んだらそれは困ります、)

そののために少しでもヒントになるものがあれば…

そう思いながら書店でふと手に取ったこの本。

著者は、日本を代表するマーケター森岡さん。

実は、僕この方をめちゃくちゃ尊敬しています。というのももう一冊の本を読んだことがあります。

タイトルは、『確率思考の戦略論』

ドドン!

カッコ良すぎません?冷静に。

たとえ、本の内容が確率思考じゃなかったとしてもカッコ良すぎます。(もちろん中身は脱帽の内容でした)

とにもかくにも、このお方、数学的思考と熱意のバランスが半端ないのです。マーケティングに携わる人ならまじでおすすめです。

そんなこんなで、今回の本は、『苦しかったときの話をしようか』

さあ、早速、内容の話をしようか。

『苦しかったときの話をしようか』からの学び3選

そもそも、こちらの本は、著者の森岡さんが実の娘さんに向けて書いた本だそう。

え、娘さんに?

と僕も「はじめに」の段階で思いました。

何をかくそう、この本には、これから大海原の人生を送る娘さんが充実した人生を送れるようにとアドバイスをまとめた本なのです。

森岡さんの娘さんと同じ視点で読めるなんて、なんて最高。

なかでも、特に僕の胸にビッグバンアタックしたポイントを3つ紹介しようと思う。

①自分の強みは「好きなこと」に隠されている

自分の強みを理解している人ってこの世の中に何パーセントいるんでしょうか?

そのパーセントに入ってないので、分からないですね。困った困った。

とにかく、僕は自分の強みがなんなのか。まだはっきりとはわかっていないです。

この本は、そんな悩みに明るい一線の光を灯してくれました。

自分の強みは必ず「好きなこと」に隠されていると言うんです。

これ、真顔で言われたら、「うんそうだよね」ってなるんですが、意外とここをすっかり忘れちゃっている人が多いと思います。

好きなこと = 社会との関わりで好きだわ〜と思った事象に着目すること。それが第一歩となります。

森岡さんは、好きなことを「動詞」でポストイット100枚に書くことをお勧めしています。

100枚!!!!????

と、思いましたが、本当になんでも良いそう。とにかく僕も色々書き出してみました。

「おしゃれな服を眺める」「カフェで好きな本を読む」など。

そして、書き出したら次は3つの英語に分類します。

Thinking

Communication

・Leadership の3つです。

この割合が大きいものが、自分の強みとなります。

非常にわかりやすい。。端的。。。simple of simple。。

自分の得意なことは、自分では遊びに感じられてもある人にとっては大変なことに感じます。ここをいかに見極められるかが大事なんですね

自分の強みのジャンルがわかったら、あとはそれをゴリゴリ伸ばせるように日々を生きること。

多くは、キャリアですね。職場などで自分の強みを生かすことができるのか?それを常に問いただしましょう。

②資本主義の本質

森岡さんは起業家であり、経営者です。

資本主義の社会でも成功者ということもできます。

そんな資本主義で戦い続けた森岡さんの言う資本主義の本質とは「欲」だそう。

森岡さんは他の著書でも、本質→構造→事象が世界であると伝えています。

本質は、いわば原理原則です。原理原則が構造と絡み合い、様々な事象を生んでいる。

この思考法、勝手ながらめちゃくちゃ好きです。

これだけでご飯3枚はいけます。

大人になったご飯と孫悟空のやりとりはあんまり好きじゃないです。

生きていく上で、この本質の引き出しを何個持ってるかって結構重要なんじゃないかな。

話を戻すと、資本主義ですね。

人間の欲というのものが競争を生み出していると言います。

欲と言っても、下劣なものだけじゃなくて「もっと便利にしたい。快適になりたい」とかそういった本能が欲となります。

そして、そんな資本主義には2種類の人間がいます。

資本家と労働者です。

労働者とは自分の24時間で稼ぐ人のこと。

資本家とは他人の24時間で稼ぐ人のこと。

めっちゃ、自分労働者ですや〜〜ん

って、思った人は、大きく稼ぐということがなかなかできないかもしれません。

もちろん、全員が全員、資本家になれ!ということではないですが、お金は余裕にあるに越したことはないですよね。

個人が資本家になる近道は企業の株を持つことです。

そして、なんと、森岡さん。伸びる会社のコツまで教えてくれています。2つあるそうです。

①対象市場の需要が今後伸びる可能性上がること

②需要に対しての企業のシェアを確保する”何か”を会社が持ち合わせていること

この2つをみると良いそうです。最近僕もようやく需要と供給の概念がビジネスレベルではいってくるようになりました。

色々、需要と供給だなあと。価格とか、年収とか、インフルエンサーとか、、

苗字を「需給」とかにしようかな。古典とかに出てきそうですね。

はい、黙ります。

③やりたいことが見つからない原因は自分の外側にはない

3つめは、自分がやりたいことが見つからない原因ですね。

けっこう、若い人だと「やりたいことがみつからない」などの悩みを抱えている人は多いですよね。

経験がないから、とか言う人ともいます。

しかし、森岡さんはそのような考え方を刀でしっかりぶった切っていきます。

やりたいことが見つからない理由は、自分の外側ではなく自分の内側にあると言います。

想像してみてください。

今、今目の前に、自分が人生でとりうる経験の選択肢がぜ〜〜〜んぶ揃っていて、そこから選べるとします。

あなたは、すぐにどれか1つをえらべますか?

おそらく、難しいですよね。迷ってしまうんじゃないでしょうか。

これが、証拠なのです。

つまり、何が選択肢にあるかはやりたいことが見つからない直接的な原因にはならないのです。

脳は複数の選択肢があるとストレスがかかり、思考しづらくなるそうです。

たしかに。。いや、ほんとそう。。

じゃあ、自分の内側でどうやって見つければいいの?

森岡さんは鬼じゃないので丁寧に説明してくれています。

例えば、1つが①で説明した自分の好きなことをベースに考えること。

そのほかには、自分がやりたいことではなく、「自分がどのような状態になりたいか?」に着目すること。

投げかける問いを変えるのです。

結婚とか家族とかやりたいこととかを一気に考えるのは難しいですよね。

なので、まずは自分がどのような状態になりたいか。

海沿いでゆっくり朝ごはんを食べて、執筆活動とかしたいな。。。老後は。

『苦しかったときの話をしようか』からのアクション3つ

このブログの目的は、ビジネスで結果を出すこと。

結果的にビジネスで結果がでなければ、読んだ意味はないと言う結果になります。結果的には。

なので、3つピックしました。

①自分の好きなことをポストイットに100枚書いてみる

②自分が費やしている時間を可視化して、人に任せられることはないか考える

③これから伸びる会社を2つの軸で候補挙げてみる

こんな感じでしょうか。

ここまで読んでくださりありがとうございます。

ジャンピング土下座。

じつは、この書籍ブログこれが初投稿なのですが、意外とスラスラかけたので、続けて行こうと思います。

気になる方がもし万が一、地球の反対側などにいたらブックマークなどお願いします。

ツイッターもやってます。ブログとはまた違った方向性ですが、スモールビジネスに興味ある方はぜひぜひ。

また、お会いしましょう。

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